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 鉱工業生産は一進一退続く、デバイス生産調整と自動車減産が影響

작성일

 2005-02-01

 

 

 



鉱工業生産は一進一退続く、デバイス生産調整と自動車減産が影響

 [東京 28日 ロイター] 鉱工業生産は昨年後半から勢いが鈍化してきたが、年明け以降も一進一退の動きが続きそうだ。世界的な電子デバイスの生産調整が続いていることに加えて、足元で自動車の鋼板調達難や工場火災の影響で減産を余儀なくされていることの影響が出ているためだ。

 自動車の減産の影響は、12月の生産低下のうち約3分の1を占めた。生産の滞りを補うために在庫を取り崩したため、輸送機械工業の在庫は前月比21.8%もの大幅減少となり、12月の鉱工業全体の在庫減少幅2.3%のほぼ9割を占めた。
 また、電子デバイス工業も12月は前月比1.7%低下し、携帯電話向けの部品などを中心に生産調整が続いている。 
 経済産業省では「一時的な要因もあり、企業の話では生産の基調がそれほど悪いという印象ではない」と見ているが、2期連続の低下と先行き生産予測の状況から見て、昨年夏から秋にかけての勢いは鈍化していることは認めている。ただ「矢印が下向きになったわけではない」として「総じてみれば生産は横ばい傾向で推移している」との前月の判断を据え置いた。

 この結果、10─12月の生産は前期比0.8%の低下と2期連続の低下となった。年明け1、2月の生産予測も1月は前月比2.8%上昇するものの、2月は1.2%低下する見通しだ。経済産業省でも「当面は一進一退の動きが続きそうだ」と見ている。

 12月の鉱工業生産指数速報(2000年=100、季節調整済み)は前月比マイナス1.2%となり、2カ月ぶりに低下した。ロイターの事前予測調査の中央値である前月比マイナス1.3%をわずかながら上回った。
 12月の出荷は前月比プラス0.7%で2カ月連続の上昇、在庫は同マイナス2.3%となり、2カ月ぶりの低下となった。 12月の在庫率は、前月比マイナス2.8%で3か月連続の低下だった。

 2004年は前年比プラス5.5%となり、2年連続上昇した。生産水準は現基準で過去最高。出荷も過去最高水準。在庫は87.6となり、現基準で過去最低。4年連続で前年比低下した。

 12月の生産指数はほぼ市場の予想通りと受け止められ、市場の反応は限られている。
 ただ、2月の生産予測指数がマイナスとなったことで、「明確に底を打って景気が上向くには、まだしばらく時間がかかりそうだ。株式市場も年前半の景気は底ばい、その後の回復を読むシナリオを描くことになるだろう」(ジーク証券・投資調査室長の水谷秀夫氏)との声があった。また、金利低下余地を探る債券市場からも、今朝発表された消費者物価指数などを合わせてみたうえで、「少なくても今年度中は、長期も短期も、金利は現状のじりじりとした低下基調が継続するとみている」(バークレイズ銀行アソシエイト・ディレクターの箙将行氏)との指摘が出ていた。

(ロイター) - 1月28日11時48分更新